今やカラコンは、大半の女性にとってオシャレをする時に欠かせないアイテムです。最近は瞳に馴染みやすいカラーやデザインの商品が増えているので、デートやお出かけのような特別な日はもちろん、学校や仕事など日常的にも使いやすくなっています。
一方で裸眼の時に比べて目が疲れやすく、快適に使えないという悩みを持つカラコンユーザーが多いことも事実です。
目が疲れる原因は?
度数やBCが合っている、正しい使い方を守っていると仮定した場合、疲れの原因は「乾燥」と「酸欠」と考えられます。カラコンを付けている時は、瞳が乾燥しやすい状態。瞳が乾燥すると、ものが見づらくなって、目が無理やりピント調整をしようとすることから、疲れを感じやすいと言われています。涙が不足した状態では、ドライアイのような病気になる可能性もあります。
そしてもう1つの酸欠とは、つまり瞳に酸素が足りていないということです。カラコンの装用中は、瞳の表面をレンズが覆っているので、酸素が届きにくくなっています。酸素が充分に届かないと、目に負担がかかってしまうのです。こちらもトラブルを引き起こす可能性があります。
クリアタイプの場合、乾燥と酸欠のどちらも防げるのが、「シリコンハイドロゲル」という素材を使った商品だと言われています。
国内初!シリコンハイドロゲルを使ったカラコンを紹介
実はカラコンにも、数少ないながらシリコンハイドロゲルを使った商品があります。「ラルム シリコンハイドロゲル W MOIST UV」がその1つです。シリコンハイドロゲルを使ったカラコンは、日本国内ではラルムが初めてです。ラルム シリコンハイドロゲル W MOIST UVの一番の特徴は、従来のカラコンよりも圧倒的に高い酸素透過率。酸素透過率とは、レンズがどれほどの酸素を通すのかを数値化した指標です。従来品の酸素透過率がおよそ12Dk/Lのところ、ラルム シリコンハイドロゲル W MOIST UVは、約15倍の187Dk/Lもあります。これが、瞳にたっぷりの酸素が届く秘密です。
通常、酸素透過率を高めるには、レンズにも多くの水分を含ませなければなりません。それが原因で涙が奪われやすく、瞳の乾燥に繋がってしまうという難点がありました。しかしラルム シリコンハイドロゲル W MOIST UVは、シリコンハイドロゲル素材を使うことで、レンズ内の水分量(含水率)を低く抑えています。
瞳に多くの酸素が届くこと、涙が奪われにくいこと。この2点により、目の疲れが少なく、快適な装用感を実現しています。
ラルム シリコンハイドロゲル W MOIST UVのカラーは、2色用意されています。好みに合わせてお使いください。
コスミックモーヴ
ラベンダーのような淡い紫がかったカラーです。瞳に透明感と立体感を与えます。
クリスタルベージュ
ナチュラルに瞳に溶け込むベージュカラーです。装用することで、透明感のある上品な瞳になります。
目の疲れに悩まされにくいカラコンは他にも
シリコンハイドロゲルこそ使われていませんが、他にも、目の負担の軽減を考えて作られたカラコンは存在します。以下、有名メーカーのカラコン2商品をご紹介します。快適にオシャレを楽しみたい方は試してみてください。 ■ワンデーアキュビューディファインモイストアキュビューシリーズのクリアコンタクトで有名なジョンソン&ジョンソンが販売しています。メーカー独自のテクノロジーにより、瞳に多くの酸素が届く設計となっています。カラー展開は7色です。
・ラディアント シック
・ラディアント スウィート
・ラディアント ブライト
・ラディアント チャーム
・ナチュラル シャイン
・ヴィヴィッド スタイル
・アクセント スタイル
ワンデーアキュビューディファインモイストの詳細はこちら
2021年3月18日には、新シリーズの「フレッシュシリーズ」が販売されました。たくさんの酸素を届ける設計はそのままに、透明感のある柔らかい4色のカラーが用意されています。
・フレッシュ ローズ
・フレッシュ ハニー
・フレッシュ グレーゼル
・フレッシュ ブルー
ワンデーアキュビューディファインモイスト フレッシュシリーズの詳細はこちら
■シードアイコフレワンデーUVMコンタクトだけではなく、ケア用品やメガネの製造も手掛けていて、多くの人々の“見える”をサポートしているシードが販売しています。
シードアイコフレワンデーUVMは、瞳から涙を奪いにくい含水率38%の低含水カラコンです。以下、5つのデザインが用意されています。
・ファーストメイク
・ベースメイク
・ナチュラルメイク
・リッチメイク
・グレイスメイク
シードアイコフレワンデーUVMの詳細はこちら
目の疲れを引き起こしている乾燥や酸欠は、深刻なトラブルに繋がる可能性があります。オシャレのために使うカラコンとはいえ、カラーやデザインだけを見て選ぶのではなく、負担が少なく使えるかどうかもチェックしてくださいね。