コンタクト 洗浄液

コンタクト 洗浄液
最終更新日:2024年07月30日 公開日:2024年07月30日
投稿者:ロカコン編集部

コンタクトレンズ洗浄液の画像

2ウィークタイプのソフトコンタクトレンズを使用するにあたって欠かせないケア用品が「洗浄液」です。洗浄液を用いて正しくレンズケアをすることは、目の健康を守ることにつながります。 今回はそんなソフトコンタクトレンズの洗浄液について、種類や選び方、おすすめ商品をご紹介します。

ソフトコンタクトレンズの洗浄液とは、文字通りソフトコンタクトレンズを洗浄・消毒するための薬液です。

ソフトコンタクトレンズの中でも2ウィークタイプやマンスリータイプのように、外してから翌日以降も使用できるタイプのコンタクトレンズには洗浄液が欠かせません。コンタクトレンズを着けていると、レンズにさまざまな汚れが付着します。

例えば空気中のチリやホコリ、涙に含まれる分泌物、水まわりの細菌や微生物などです。これらの汚れは放置することで感染症をはじめとした目のトラブルを引き起こします。

レンズ汚れが原因の目のトラブルが起こらないよう、同じレンズを翌日以降に使用するには使い終わったレンズを洗浄・消毒し、清潔にしておく必要があるのです。

ソフトコンタクトレンズの洗浄液には3つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

そんな3種類の洗浄液の特徴について、この章では見ていきましょう。

MPSタイプ

もっとも手軽にレンズの洗浄・消毒ができるタイプです。洗浄液はもちろん、外したレンズを保存しておく保存液としての機能も有していて、ボトル1本でレンズケアが完了します。

コストパフォーマンスが良く、持ち物を減らしたい旅行などにも便利ですが、後に紹介する2つのタイプに比べて洗浄力が弱く、保存液につける前に必ずレンズをこすり洗いしなければなりません。

過酸化水素タイプ

もっとも洗浄力が高く、こすり洗いをせずにレンズケアができるタイプです。消毒効果も高いため、汚れが原因の目のトラブルが起こりにくく、安心してコンタクトレンズを使えます。ただし消毒した後に中和剤を使って中和しなければならず、これを忘れてしまうと目の重篤なトラブルを引き起こす恐れがあり大変危険です。

また、カラーコンタクトレンズには使用できません。

ポピドンヨードタイプ

過酸化水素タイプよりも洗浄力がマイルドなタイプです。強い薬品に抵抗がある方でも使いやすく、カラーコンタクトレンズにも使用できますが、商品によってはこすり洗いをしなければなりません。また、ヨウ素にアレルギーがある方や甲状腺機能に問題のある方など、一部の方は使用を避けるべきとされています。

ソフトコンタクトレンズの洗浄液は以下の2点を基準に選びます。

価格で選ぶ

毎日ソフトコンタクトレンズを使う方の場合、無理なく使い続けることができるよう価格面も考えて商品を選ぶ必要があります。価格で選ぶのであればMPSタイプがベスト。

コンタクトレンズを使った後のこすり洗いさえ忘れなければ、過酸化水素タイプやポピドンヨードタイプと変わらずレンズをきちんと清潔に保つことができます。

どの種類のソフトコンタクトレンズ洗浄液を使うにしても、正しい方法でレンズケアをすることは目の健康・安全のために必須です。

そこで、本章ではこすり洗いが必要なタイプと不要なタイプ(つけ置きタイプ)に分けて、正しいレンズケアの方法を解説します。

こすり洗いタイプの場合

MPSタイプや一部のポピドンヨードタイプの洗浄液は、レンズを保存液につける前にこすり洗いをしなければなりません。このようなこすり洗いタイプの洗浄液を使用する場合、レンズケアの手順は以下の通りです。

  • 1.手のひらにコンタクトレンズを乗せます。
  • 2.レンズに適量の洗浄液を垂らします。
  • 3.手のひらにレンズを置いた状態で、指先で揉むように20回ほどこすり洗いします。
  • 4.レンズを裏返し、3と同様のやり方でこすり洗いします。
  • 5.レンズに洗浄液をかけてすすぎます。
  • 6.保存ケースにレンズとレンズが浸かる量の洗浄液を入れ、保存します。
  • ※こすり洗いの際、レンズを強くこすると破れる恐れがあります。
  • ※洗浄や保存に水道水を使うのは絶対に避けてください。

つけ置きタイプの場合

過酸化水素タイプやポピドンヨードタイプの洗浄液は、レンズのこすり洗いが必要なく、つけ置くだけで洗浄・消毒が完了します。このようなつけ置きタイプの洗浄液を使用する場合、レンズケアの手順は以下の通りです。

  • 1.コンタクトレンズを専用ケースに入れる。
  • 2.専用ケースに適量の洗浄液と中和剤を入れる。
  • 3.専用ケースの蓋を閉め、指定の時間以上放置します。
  • 4.次回、コンタクトレンズを使用する前に専用のすすぎ液ですすぎます。
  • ※商品によってレンズケアの方法が異なる場合があります。事前に取扱説明書をよく読んでください。
  • ※洗浄や保存に水道水を使うのは絶対に避けてください。

ここではソフトコンタクトレンズの洗浄液のおすすめ5選を紹介します。

洗浄液選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

【MPS】ピュアクリーン

たったの10分でコンタクトレンズの洗浄・すすぎ・消毒・保存ができるMPSタイプの洗浄液です。レンズの乾燥を防ぐダブルのうるおい成分が配合されているので、翌日以降も快適な装用感が続きます。持ち運びやすい120mlのボトルは自宅で使うだけではなく、旅行のお供にも最適です。

【MPS】レニュー フレッシュ

洗浄・すすぎ・消毒に加え、タンパク除去までできるMPSタイプの洗浄液です。非イオン性界面活性剤のポロキサミンによってレンズ表面に付着した汚れをしっかり落とし、レンズの清潔な状態をキープ。99.9%の消毒力も特長の1つです。

【MPS】ロートCキューブ ソフトワン モイストa

こすり洗い・消毒・タンパク除去・すすぎ・保存が1本で済むMPSタイプの洗浄液です。清涼感がないので翌日以降にコンタクトレンズを使用する時に目に沁みにくく、優しい装用感です。使いやすいオリジナルレンズケースもついています。

【過酸化水素】AOセプトクリアケア

細菌・アカントアメーバをしっかり消毒し、タンパク質、脂質汚れ、花粉などをキレイに落とせる過酸化水素タイプの洗浄液です。ホルダーにセットして、つけておくだけで消毒から中和までできるのでレンズケアの手間がなく、忙しい方でも清潔にレンズを使い続けられます。

【ポピドンヨード】クリアデュー ハイドロ:ワンステップ

カラーコンタクトレンズ対応のポピドンヨードタイプの洗浄液です。消毒成分ポビドンヨードがアカントアメーバやウイルスを99.9%消毒し、健やかな瞳を守ります。さらに、うるおい成分「機能性ヒアルロン酸」を配合することで、装用中の乾燥感が軽減され、快適なつけ心地が14日間続きます。

ソフトコンタクトレンズのケアは難しいものではありませんが、日々の仕事や生活で忙しくレンズケアの時間を取れない方や、レンズケア自体が億劫と感じる方も少なくありません。

万が一レンズケアを忘れたり、サボったりしてしまうと重大な目のトラブルにつながるため、レンズケアができない方は、ケアが必要ないワンデータイプのコンタクトレンズを使用しましょう。「ワンデータイプのコンタクトは高いから…」と使用をためらっている方にはWAVEワンデー プレミアムをおすすめします。

WAVEワンデー プレミアムは1箱30枚入りが2,000円以内で買えるコスパ最高のワンデーコンタクトレンズです。

価格が手頃なだけではなく、

  • ・シリコーンハイドロゲル素材を使うことで高い酸素透過率と柔軟性を実現
  • ・2種類のうるおい成分を保存液に配合
  • ・UVカット効果あり

と、品質にもこだわった商品。瞳に優しく快適な使い心地で、今、とても話題になっています。

レンズケアの負担を減らしたい方はぜひWAVEワンデー プレミアムをお試しください。

今回はソフトコンタクトレンズの洗浄液について、種類や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。

ソフトコンタクトレンズの洗浄液は2ウィークタイプやマンスリータイプのレンズケアに欠かせないケア用品です。洗浄液を正しく使ったレンズケアを心がけることで、汚れが原因となる目のトラブルのリスクを下げることができます。目は一生使う大事な器官なので、洗浄液を使って正しいレンズケアを徹底しましょう。

難しい場合はケアが必要ないワンデータイプのコンタクトレンズの使用もご検討ください。

  • 参考URL:
  • https://my-best.com/19
このコラムを書いた人
著者の写真
ロカコン編集部
  • コンタクト歴
    2年
  • 好きなコンタクト商品
    ワンデーアキュビューオアシス 乱視用
  • いつも購入してるショップ
    レンズアップル
  • 最近のコンタクト悩み
    乱視用コンタクトの値段が高いこと
  • 最近はまっていること