コンタクトが曇る原因には以下のようなものがあり様々です。

涙にはタンパク質や脂質、カルシウム、ムチンなどの成分が含まれています。これらの成分がレンズに付着することで汚れとなり、曇りの原因になります。特にレンズのお手入れが甘い場合は、この涙の成分による汚れが蓄積し、曇りとなりやすいです。

メイクをする方の場合は、化粧品に含まれる油分がレンズに付着し、曇りの原因になります。なお、ここで言う「化粧品」とはメイクアイテムだけではなく、ハンドクリームや日焼け止めなども該当します。化粧品に含まれる油分は、手を洗っても落ちにくいため注意が必要です。

化粧品を使用していなくても指には皮脂が付着しており、この皮脂がレンズに移ることでも汚れとなって曇りを引き起こします

空気中にはホコリや花粉が漂っています。このような目に見えない汚れが、レンズの装用中に蓄積して曇りの一因となります。2ウィークタイプやマンスリータイプのコンタクトの場合、レンズケアが甘いと1日の汚れが蓄積したままなので、次に装用した時に視界が曇って見えやすいです。

上記のケースに比べて可能性は低いものの、結膜炎をはじめとした眼病が原因でコンタクトが曇ることがあります。これは、眼病によって目からの分泌物が増え、レンズに付着し汚れとなりやすいためです。レンズの曇りに加えて目の違和感などの症状がある場合はすみやかに眼科に相談してください。

装用期間を超えてコンタクトを使用している場合は、レンズの劣化が原因で曇りが発生している可能性が考えられます。装用期間が過ぎたコンタクトは耐久性に難があるので、必ず新しいものに取り替えてください。

上で解説した原因をふまえ、コンタクトの曇りを防ぐには以下がポイントになります。

まずは何より、コンタクトを触る前に手を洗いましょう。化粧品の汚れはもちろん、皮脂も事前にしっかりと落としておくことでレンズが曇りにくくなります。

2ウィークタイプやマンスリータイプのコンタクトを使用している場合は、レンズケアを徹底してください。しっかりとレンズケアをすることでコンタクトの曇りを防ぐだけではなく、感染症などのトラブルリスクも軽減できます。

レンズケアの時間がとれない方は、ワンデータイプのコンタクトを使用することをおすすめします。常に新しいレンズを使用することで、曇りに悩まされにくくなります。

メイクアイテム、化粧水、ハンドクリームなどの化粧品は、コンタクトを装用してから使用しましょう。化粧品を使用する前にコンタクトを装用することで、レンズに化粧品成分の汚れが付着しにくくなります。なお、メイクを落とす時は反対に、レンズを先に外すようにしてください。

レンズが曇るという悩みに関係なく、装用期間を超えてのコンタクトの使用はやめましょう。装用期間を過ぎたコンタクトは眼病などのトラブルのリスクが向上します。快適にコンタクトを使用するためにはもちろん、目の健康を守るためにも大切なことです。

コンタクトの曇りにお悩みの方は、現在とは別の商品を試してみるのも1つの手段です。

おすすめはWAVEブランドのコンタクトです。低コストでありながら優れた性能を持っています。以下、1日使い捨てタイプと2週間使い捨てタイプを1商品ずつご紹介します。

1日使い捨てタイプの商品です。第三世代シリコーンハイドロゲル素材を採用し、高い酸素透過率と柔軟性を両立しています。つけ心地の“かるさ”と異物感の少なさで、快適に使用できるコンタクトです。

2週間使い捨てタイプの商品です。汚れがつきにくい非イオン性素材が採用されており、1日中すっきりとしたクリアな視界を維持できます。独自のレンズデザインで快適な装用感にもこだわっています。

本記事ではコンタクトが曇る原因と予防方法、おすすめの商品をご紹介しました。コンタクトが曇る原因は様々です。まずはご自身の生活を振り返り、曇りの原因をチェックしてみましょう。原因に応じた予防方法を試すことで、レンズの曇りに悩まされにくくなりますよ。