コンタクトレンズを付けていると目が乾いたり、疲れたりすることがありますよね。 実はこのような目の乾き、疲れなどの悩みは、使うコンタクトレンズを“目に優しいもの”に変えるだけで解決できる可能性があります。 そこで今回は、目に優しいコンタクトレンズを選ぶポイントやおすすめ商品をご紹介します。
コンタクトレンズ付けているだけで目に負担がかかる!
近年、オシャレ用のカラコンも含めると多くの方が気軽にコンタクトレンズを使用するようになっています。
コンタクトレンズは汚れや曇りでモノ・景色が見づらくならず、またオシャレの幅を広げてくれるので大変便利です。一方でコンタクトレンズを使っている方に共通する悩みもあります。
目の乾燥や疲れ
なぜコンタクトレンズを付けていると、目が乾燥したり疲れたりするのでしょうか?答えはコンタクトレンズが、目にとって異物と同じだからです。コンタクトレンズを付けている状態は、言い換えれば目に大きなゴミが入っているときと同じ。このため、付けているだけで目に負担がかかってしまいます。
目に負担がかかることで、例えば先ほど挙げたような目が乾いたり、疲れたりする悩みにつながります。また付けているときの不快感だけではなく、場合によっては目の病気を引き起こしてしまうケースもあります。とはいえコンタクトレンズは便利な一面もあります。
コンタクトレンズを使う生活に慣れた方が、今後使わずに生活していくのは考えられませんよね。そこで大切なのが、できるだけ負担が少なく目に優しい商品を選んで使うことです。目に優しい商品を選ぶことで快適に、そして何より安全にコンタクトレンズを使うことができます。
これまで目の負担を考えていなかった方は、早めに目に優しいコンタクトレンズに変えてみましょう。
目に優しいコンタクトレンズを使うメリット
「目への負担が少ない」「目に優しい」と言われても、具体的にどのようなメリットがあるのかわからなければ、買い替えてみようという気持ちにはなりませんよね。
そこで、目に優しいコンタクトレンズを使う具体的なメリットを以下にまとめましたので参考にしてください。
目が乾きにくい
コンタクトレンズはレンズ中に水分が閉じ込められているのですが、この水分がなくなると、私たちの瞳から水分を奪おうとします。そして、レンズは常に空気にさらされているため、時間の経過とともに乾燥していきます。その結果、水分を失ったレンズが瞳から水分を奪うことで、目の乾燥を感じるようになるのです。
目に優しいコンタクトレンズは、目から水分をなるべく奪わないような工夫がされています。このため目が乾きにくいというメリットがあります。
目が疲れにくい
コンタクトレンズを付けているときの目の疲れには、空気中の酸素が関係しています。裸眼のときは当たり前のように瞳に触れている酸素ですが、コンタクトレンズを付けると瞳がレンズに覆われる形になり、酸素が届きにくくなります。
私たち人間が酸素不足になると息苦しくなるように、瞳もまた酸素が足りないと、疲れという形で悪影響が出るのです。このような疲れの悩みを減らすために、目に優しいコンタクトレンズは瞳に届く酸素の量を多く確保できるような素材を使っています。長時間付けていても目が疲れにくく快適に過ごせるのです。
付け心地が良い
冒頭でもお話しした通り、目にとってコンタクトレンズは異物です。特に硬いレンズは異物感・違和感を覚えやすく、付け心地が悪いと感じがちです。また、まぶたとの摩擦が起こりやすいレンズはまばたきの際の刺激につながります。
目に優しいコンタクトレンズはやわらかい素材を使ったり、デザインに工夫をこらしたりすることで付け心地の良さを実現しています。付けているときの異物感・違和感、刺激が少ないのが特徴です。
目に優しいコンタクトレンズを選ぶポイント
近年は目に優しいコンタクトレンズの需要が高まっていて、さまざまなメーカーから多彩な商品が販売されています。
その中でも、特に多くの商品に共通するポイントを以下にまとめました。目に優しいコンタクトレンズを探す際の参考にしてください。
低含水
レンズ中に含まれる水分量を表す指標に「含水率」があります。含水率が高いコンタクトレンズほどレンズ中に含まれる水分量が多く、みずみずしい付け心地なのですが、一方で瞳から水分を奪いやすく目の乾燥を感じやすいという難点もあります。
一般的に、目に優しいコンタクトレンズは含水率が少ない「低含水レンズ」であるケースが多いです。具体的には、含水率50%未満のコンタクトレンズが低含水レンズに該当します。低含水レンズを選ぶことで目の乾燥を感じにくくなるため、ドライアイをはじめとした乾燥が原因となるトラブルの心配を減らせます。
シリコーン素材
目に優しいコンタクトレンズの素材として近年注目を集めているのがシリコーン素材です。従来のコンタクトレンズ素材(HEMA)は、目の健康に必要な酸素を瞳に届けるためにレンズの水分量を増やさなければなりませんでした。目の乾燥と健康を比較したとき、より重要度が高いのは目の健康です。
そこで多くのコンタクトレンズは、水分量の多いレンズを使うことで安全性の高い商品に仕上げていました。シリコーン素材は乾燥感の低減と安全性の高さを両立できる素材です。レンズ中の水分量を抑えながらたっぷりの酸素を瞳に届けることを実現しています。
目に優しいおすすめコンタクトレンズ
最後に、目に優しいおすすめのコンタクトレンズをご紹介します。
前述の通り目に優しいコンタクトレンズとして販売されている商品はたくさんあります。どれを選べばいいか迷っている方は、ご紹介する商品の中からぜひご検討ください。
WAVEワンデー プレミアム
シリコーン素材を使用したコスパ抜群のコンタクトレンズです。
性能面において注目すべきは高い酸素透過率。酸素透過率とは瞳にどれだけの酸素が届くか、その割合を数値化したもので、高いほど瞳に酸素が触れやすく健康的に使えるコンタクトレンズであることを示しています。
WAVEワンデー プレミアムの酸素透過率は166と、シリコーン素材を使っている商品の中でもトップクラスの数値の高さを誇ります。それでいてレンズ中の水分量の割合(含水率)を47%まで抑えました。目の疲れにくさと乾燥の感じにくさを両立した商品です。優れた性能でありながら安価に購入できるのも魅力です。
他のシリコーン素材を使ったハイスペック商品に比べ、継続して使いやすい価格となっています。シリコーン素材のコンタクトレンズをまず一度試してみたい。ハイスペックなコンタクトレンズを毎日使いたい。そんな方におすすめです。
ワンデーアキュビューオアシス
まぶたとレンズの摩擦をゼロにすることで、裸眼と同様の付け心地を実現したコンタクトレンズです。
レンズ中には涙に似た保湿成分が閉じ込められていて、涙と一緒にレンズのなめらかさを1日中キープしてくれます。これにより朝から夜まで、刺激のない快適な付け心地とスムーズなまばたきが叶います。保湿成分こそ含まれているものの、含水率に関しては38%と他の商品より低めです。
摩擦だけではなく、乾燥も感じにくいような作りになっています。また、シリコーンハイドロゲル素材の採用により瞳への酸素の供給量も高めている商品です。酸素透過率は121、酸素流量率は98%と、裸眼時とほぼ同じ量の酸素が瞳に届きます。
デイリーズトータル1
「生感覚レンズ(生レンズ)」の呼称で有名なコンタクトレンズです。
呼称の由来はその付け心地の良さにあります。デイリーズトータル1は、レンズの水分量をコア(内側)と表面で変化させています。コア部分の含水率を33%、表面部分の含水率を100%とすることで、扱いやすいながらもやわらかく、みずみずしいレンズを実現しました。
また、涙液と同じ成分「フォスファチジルコリン」をレンズ内に含めることで、長時間のうるおいもキープしています。目に優しいコンタクトレンズの多くがそうであるように、デイリーズトータル1もシリコーンハイドロゲル素材を採用しています。酸素透過率は156。従来と比較して約6倍もの酸素が目に届きます。
目に優しいレンズで快適なコンタクトライフを過ごそう
今回の記事では目に優しいコンタクトレンズを選ぶポイントやおすすめ商品を紹介しました。
コンタクトレンズを使っていると、目の乾燥や疲れに悩まされがちです。このような悩みは、コンタクトレンズが目に負担をかけていることから起こります。目に優しいコンタクトレンズを使うことで乾燥や疲れの悩みが減り、また眼病のようなトラブルのリスクも減らすことが可能です。
目は一生使う大切な器官だからこそ大切にしなければなりません。目の乾燥、疲れなどの悩みを感じている方は、これを機に目に優しい商品へ買い替えてみてはいかがでしょうか?商品選びに迷ったらWAVEワンデー プレミアムがおすすめ。ハイスペックでありながら手頃な価格で購入でき、コスパ抜群です。
一度試しに使ってみる商品としても向いていますし、コスパがいいからこそ、毎日使うコンタクトレンズとしても適しています。ぜひご検討ください。
- 参考URL:
- https://www.lensmode.com/special/dryeye-contact/
- https://www.lensmode.com/special/highspeccontact/
- https://www.menicon.co.jp/whats/column/detail6.html
- https://www.lenszero.com/special/siliconelens/
- https://yumenavi.info/vue/lecture.html?gnkcd=g013481