最近では、ワンデーや2ウィークなど短期間で使い捨てにするタイプのレンズが、ソフトコンタクトの主流です。しかしコストパフォーマンスに優れた長期使用タイプも、根強い人気があります。
今回は、コンタクトを毎日使う方におすすめの「長期使用(1年以上)タイプ」のソフトコンタクトをご紹介。あわせて、長期使用タイプのレンズを使う上での注意点についてもお伝えしていきます。
おすすめの長期使用タイプのソフトコンタクトはこちら!
「コンベンショナルレンズ」「通年レンズ」などとも呼ばれる長期使用タイプのコンタクト。ここでは、おすすめの商品を厳選してご紹介します。
シード SKY
日本のコンタクトメーカー「シード」の代表的な長期使用ソフトコンタクトです。爽やかな名前の通り、レンズが薄いスカイブルーをしています。万が一指から落ちてしまっても見つけやすく、紛失を防ぐことができます。
また低含水の非イオン性レンズなので、汚れに強く、長時間つけていても乾燥しにくい点も特長です。さらにレンズが非常にうすく、つけ心地も軽やか。毎日コンタクトを使う方、コンタクトをつけて過ごす時間が長い方におすすめのレンズです。
メニコンソフト72
レンズの7割以上が水分でできている、うるおい感たっぷりの長期使用ソフトコンタクトです。レンズがとろりとやわらかく、さらに非球面レンズなので、瞳にしっかりとフィットします。こちらもシード SKYと同様、汚れがつきにくい非イオン性レンズです。
やわらかなレンズながら、形状保持力が高く、つけ外しは簡単。コンタクトはつけ心地で選びたいという方にぴったりのレンズです。
長期使用タイプを使う上での注意点
長期使用タイプのコンタクトは、使い捨てのレンズより1枚あたりの価格が高めです。そのため紛失や破損には十分に注意して使い続ける必要があります。使い捨てのレンズのようにストックがあるわけではないので、紛失や破損してしまった時のために、メガネも用意しておくと良いですよ。
また、ケアを怠ると、汚れがどんどん蓄積していってしまい、目のトラブルの原因に。毎日の洗浄はもちろん、週に1回ほどを目安に、タンパク質除去剤などを用いたケアを行いましょう。
そして、意外と見落としがちなのが、長期使用タイプのコンタクトの寿命についてです。長期使用コンタクトの寿命は製品により異なりますが、大体1年~1年半ほどのものがほとんど。購入時にレンズの使用期限を必ず確認して、寿命が来たら忘れずに新しいものに買い替えるようにしましょう。
長期使用タイプに切り替えても、眼科の受診は忘れずに
長期使用タイプはコストパフィーマンスが良いということのほか、コンタクトを買いに行く手間を減らすことができる、というメリットもあります。ワンデータイプを使っていて「毎月コンタクトを買うのが面倒」と思っている方は、長期使用タイプのメリットを感じやすいですよ。
ただし安全にコンタクトを使用するためには、定期的な目の検査が欠かせません。コンタクトの購入は1年~1年半に1度だとしても、3ヶ月に1度は眼科で目の検査を受けるようにしてくださいね。