【違いはコレ!】ワンデーアキュビューオアシスMAXと他のコンタクトレンズの差

【違いはコレ!】ワンデーアキュビューオアシスMAXと他のコンタクトレンズの差
最終更新日:2025年06月28日 公開日:2025年06月28日
投稿者:ロカコン編集部

ワンデー アキュビュー オアシス MAXとは

「ワンデー アキュビューオアシスMAX」は、国内初の使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー」ブランドから2024年7月4日に発売されたコンタクトレンズです。

ブランド史上最高の快適性とうるおいを追求して作られており、コンタクトレンズの使用による目の乾燥や疲れ、そしてデジタル機器の使用による目の疲れなど、現代人ならではの悩みにフォーカス設計になっています。

ワンデー アキュビュー オアシス MAXに採用されている新技術

MAXには「ティアステイブル テクノロジー」と「HEVフィルター」という2つの新技術が採用されています。それぞれの仕組みやメリットを詳しく解説していきます。

ティアステイブル テクノロジー

ティアステイブル テクノロジーは涙液を安定させる独自技術として採用されました。

これは保湿成分PVP(ポリビニルピロリドン)をレンズ全体に、最適に行き渡らせる技術です。ティアステイブル テクノロジーの技術によりMAXのレンズは摩擦の少ないなめらかな状態が1日中キープされます。さらに、にじみの少ないクリアな視界も叶えるのです。

HEVフィルター

HEVフィルターは、紫外線の一種である「短波長光」をカットする技術です。短波長光は見え方の質に影響を及ぼします。HEVフィルターを採用したことで、MAXは約60%以上の短波長光をカットでき、光による視界のぼやけが低減し、より色鮮やかで快適な見え方が実現します。

従来のオアシスとMAXの違い

前述の新技術に加えて、従来のワンデー アキュビュー オアシスとMAXには以下のような違いがあります。

乱視用・遠近両用の有無

従来のオアシスは近視用・遠視用に加えて乱視用の商品が展開されています。一方で2025年6月時点では、MAXに乱視用はありません。代わりに、主に老眼の悩みにフォーカスした遠近両用の「ワンデー アキュビュー オアシス MAX マルチフォーカル」が販売されています。

見え方

前述の通りMAXには、従来のオアシスにはない新技術が2つ搭載されています。これらの新技術はどちらも見え方の質の低下を抑えることが可能であることから、MAXは従来のオアシスと比較して、よりにじみやぼやけが少ない、クリアな見え方となっています。

装用感

ティアステイブル テクノロジーは装用感の向上にも一役買っています。涙が安定することでまばたきをした時のレンズとまぶた裏との摩擦が軽減されることから、1日中つけていても快適に過ごせます。

価格

MAXの価格はオープン価格とされていますが、新技術の搭載により性能が向上していることもあり、従来のオアシスに比べて高めに設定されています。

ある通販サイトでは、1箱30枚入りの税込価格がMAXは約5,000円、従来のオアシスは約3,000円に設定されています。他の通販サイトを見ても、やはり1,500〜2,500円程度の価格差があるようです。

装用時の外見

従来のオアシスは他のコンタクトレンズと同様、レンズがブルーに着色されています。一方でMAXはレンズがティントグリーンに着色されており、装用時に白目が緑色に見えることがあります。遠目から分かるほどではありませんが、従来のコンタクトレンズとの違いに戸惑う方もいることでしょう。

従来のオアシスとMAXに共通する特徴

続いて従来のオアシスとMAXに共通する特徴もご紹介します。

シリコーンハイドロゲル素材

従来のオアシスとMAXは、どちらもシリコーンハイドロゲル素材を使っています。これによりレンズ装用時も、裸眼時とほぼ同じ約98%の酸素が瞳に届きます。

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紫外線カット機能

従来のオアシスとMAXには、共に紫外線カット機能が備わっています。ただしカット率に関しては以下の違いがあります。

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従来のオアシス:A波 約96%以上、B波 約99%以上

MAX:A波 99.7%以上、B波 99.9%以上

酸素透過率・含水率・エッジデザイン

いずれの商品も酸素透過率は121 Dk/t、含水率は38%と同じ数値です。

また、装用感に優れる薄いエッジデザイン(フチ)となっています。

コンタクトレンズは自分に合ったものを

以上で解説した通り、MAXは見え方や装用感に優れたとても高機能のコンタクトレンズです。一方で価格が高いという難点もあります。ベースとなる従来のオアシスもハイスペックゆえに比較的高価なコンタクトレンズとして知られていましたが、新機能が採用されたMAXは当然それを上回ります。

ここで大事なのは、コンタクトレンズは「機能が高いほどいい」というわけではなく、「機能が低くても、価格を含めて自分に合ったものを使う」べきだということです。継続して使う方ならなおさら金銭的な負担も考えてコンタクトレンズを選びましょう。

コスパを追求するなら「WAVE」がおすすめ

高機能だけど低価格で手に入るコスパのいいコンタクトレンズをお求めの方は「WAVEワンデー プレミアム」がおすすめ。WAVEワンデー プレミアムは独自のシリコーン素材を使うことで、うるおい感やつけ心地の軽さ、やわらかくなめらかな装用感を叶えています。

それでいて価格は1箱30枚入りが税込2,000円未満。手頃な価格で快適に使えるコンタクトレンズをお探しの方にぴったりです。

まとめ

本記事では、従来のオアシスと新しいMAXの違いや、反対に共通している特徴をご紹介しました。

MAXは従来のオアシスよりさらに高機能なワンデーコンタクトレンズ。その分、価格も高く設定されています。違いをよく理解して、ご自身に合ったコンタクトレンズを使用しましょう。

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このコラムを書いた人
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ロカコン編集部
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    2年
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    ワンデーアキュビューオアシス 乱視用
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    レンズアップル
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    乱視用コンタクトの値段が高いこと
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